仕事後渋谷に映画を見にいく。いつもながら渋谷は賑やかで優美この上ない。よくイメージされる汚い渋谷というものはイメージの中にしかない。実際の渋谷は若い人々が走馬灯のように流れていく。 映画終わりには雨が降っていたが、その代わりきびしい冷え込み…

冷え込みのつよい夜公園を歩いているとリュックサックのおじさんが追い越していった。見れば半袖短パン姿で、暖をとるために走るという昔の風習を思い出した。 群鳥の騒ぎ横目にひとり酔い

秋継続中。北沢で食事会。二次会として5人で街を歩く。 月見酒ぼんやり三々五々帰る

よく寝たこともあって朝から調子が良かった。バックスまでコーヒーを飲みに出かける。服屋、古本屋、クリニックをめぐったあと家でゆっくりする。公園の方には足が向かなかった。 襟巻きを外して秋を引き止める

睡眠時間を確保したおかげで良い寝覚めを得られる。 睡眠不足・カフェイン不足・運動不足・読書不足のどれにも弱く、どれかが欠乏するとHPなりMPなりが減っていき調子を崩すのは我ながら惰弱だと思う。 一方で、万全のコンディション時の万全という感覚は何…

夜は冷え込みがつよく、コートを着て散歩した。 友人の安焼き肉チェーン店を居酒屋に使うというアイデアはなかなか秀逸に思えた。店舗を選ぶのと繁忙時期ではないことが条件になるが、安く飲むということを重視するわれわれのようなタイプには十分に通用する…

正午ごろ仕事の必要で九段下に行く。さっと用事を済ませて電車が混み始める夕方前に帰ってくる。背広だけを着るのには肌寒く、コートを着るのには暑いという案配が秋だなと思う。とはいえ夜になると冷え込んできたので暖房をつけた。昼間の日差しは暖かかっ…

平和島で用事を済ませ、天王洲アイル駅から浜松町を経て東京駅まで歩く。昼過ぎから日暮れを経てイルミネーションきれいな夜まで歩き通し。缶を持つ手が冷たくなりすぎない、ちょうどいい気候だった。 秋の暮れを歩く速さへ引き伸ばす

昨晩から続いて雨。用事がなければ出かける気も起きないが、用事があったので出かける。映画『エターナルズ』。クロエジャオ監督目当てで見に行ったがわざわざクロエジャオ監督を使わないでもという出来だった。 帰り道に雨に降られる。雨の降っていない時間…

日差しがなくどんよりして暗い日だった。夜になると雨が降ってきたので雨音を聞きながら酒を飲んだ。 秋の曇りひねもす暮色のたりかな

絶好の行楽日和だったのでボートに乗ろうかと思ったが結局乗らなかった。 公園の池の子ガモの潜るさま

在宅での仕事は昼休みに普通に昼寝できるところに利点がある。 懐かしくて楽しいような軽めの夢を見て、内容をすぐ忘れたので、懐かしい感じと楽しい感じだけが残った。 七時頃に家族のライングループが動いて月食のことを教えてもらい、月を見に出た。漫画…

昼間働いて夜散歩する。駅方面を歩いていると客引きのおじさんに「何か助けになれることはありませんか」と声をかけられる。Tシャツに大きな字でHと書いてあったのはHelpのHなんだろう。困りごとがあるときにはおじさんを探しにいくことに決める。 塀の外へ…

この日は仕事を休んで日比谷のあたりを散歩する。見たかった映画『モーリタニアン』を見てその面白さに圧倒される。昼間は現実の銀座を徘徊し、夜は非現実のギンザをうろつきまわる。 百年の前と後ろに丸の内 日比谷から東京駅までウインドーショッピングを…

昨日のコピペのような一日だった。 最寄りの駅前には繁華街があり、いつも客引きの若い男が働いている。大胆なツーブロックスタイルにピアス、細いジャケットに細いパンツを合わせている。客引きにもスタイルがあり、型は決まっているが無数のバリエーション…

一日中部屋の中にいて家賃を払うための労働をしていた。ごみ捨てのために外に出た以外はずっと家の中。夜になってから散歩。 公園のほうに行かずに街の方へ出る。スケートボーダーのお気に入りの一角がある方へ行ってトリックの練習をする音を聞く。この日は…

温泉街のある標高の高い土地だからかとくに朝は冷える。とはいえ、起きてスマートフォンに表示されている気温を見ると-2℃とあってさすがに驚いた。 朝風呂に露天風呂につかってから朝食をたっぷり食べて、鬼怒川温泉街を散策する。廃墟になっている宿泊施設…

旅行で鬼怒川温泉まで行った。ミニチュアの世界遺産を巡れるテーマパークで世界旅行気分を味わった。しばらく経ってミニチュア世界に目が慣れると、近くにあった普通の山が途方もない大きさに思えた。 鬼怒川温泉駅に到着すると、黒山とはいかないまでもこん…

いま住んでいる場所の近くに散歩に適した公園がある。 それで散歩をすることが自然多くなる。散歩なのだから当然漫然と池のまわりを一周したり池の真ん中にかかっている橋を渡ったり、ただ歩くだけである。 ただ歩くだけなのに歩くだけであるというのも大げ…